留学なしでTOEIC955点を達成した私が教える、確実にスコアを上げる勉強法【半年で900点突破】

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こんにちは、舞妃です。

留学経験なしでもTOEIC955点(L490・R465)を取得した私が、確実にスコアを上げる方法をお伝えします。

TOEICの勉強をしていて「なかなか点数が上がらない」「勉強法が合っているか分からない」と悩む方は多いですよね。

私も最初は700点台で伸び悩みましたが、勉強のやり方を変えたことで、半年で900点を超え、最終的に955点まで到達できました。

この記事では、私が実際に試して効果があったマインドセットと勉強法、得点アップのコツを具体的に解説します。

参考までに私のTOEICスコアの推移です。

2012年(大学卒業時点):715点
2015年(25歳)800点
2022年12月:775点
2023年1月:845点
2023年2月:890点
2023年3月①:880点
2023年3月②:890点
2023年5月:920点
2023年6月:955点

🟤TOEICで点数を上げるための基本マインド

イギリス国旗、アメリカ国旗のボックスが置いてある画像

まずは、TOEICの点数をアップさせるためのマインドセットについてです。

まずは受けて「敵を知る」

TOEICを受けたことがない人、または5年以上ブランクがある人は、まず一度受験してみましょう。
試験内容を体感しないまま勉強を始めても、効率が悪いです。

特に初受験では、

  • リスニングのスピードの速さ
  • リーディングの時間の足りなさ
    に衝撃を受けるはず。

まずは一度受験して、「今のTOEICがどんな試験か」を正確に把握することが第一歩です。

TOEIC以外の勉強は一旦やめる【TOEICに全振りせよ】

洋書の画像

本気でスコアを上げたいなら、TOEICに全振りしましょう。
英会話、簿記、FPなど他の勉強は一時中断です。

大事なのでもう一度言います。英会話も中断してください。

「英会話をやっていればリスニング力も上がる」と思うかもしれませんが、TOEICで出る英語はかなり限定的。
同じ話者・同じイントネーションを聞き取れるようになることが重要なので、公式問題集の音源に集中した方がはるかに効率的です。いろんな国籍の英語を聞き取れるようになるのは、TOEICで目標点数を取ったあとで良いのです。

半年で結果を出すと決める

ヘッドフォンとキーボード、マウスの画像

「半年に1回ペースで受ける」では効果が出ません。
TOEICは回によって難易度も傾向も異なるため、毎月受けてPDCAを高速で回すのがベストです。

  • 問題傾向の慣れ
  • 自分と試験の“相性”の確認
  • モチベーション維持
    という3つの理由から、6ヶ月連続受験をおすすめします。

私自身も「半年で900点を取る」と決めて勉強を始め、結果的に7ヶ月で955点を達成しました。

🟤TOEICスコアを上げる具体的な勉強法

では、ここからはTOEICで点数を上げるための具体的な勉強方法についてです。

イヤホンをつないでいるスマホとカフェラテ

公式問題集を徹底的にやり込む

数ある参考書の中でも、最も重要なのは公式問題集です。
TOEICを運営するETSが作成しているため、実際の出題傾向を最も正確に反映しています。

どんな試験にも“クセ”があります。TOEICも例外ではなく、よく出る単語や設問パターンを知ることが高得点への近道です。

古い版でも十分に価値があるので、最新刊とあわせて複数冊を解いておきましょう。
私は当時出ていたすべての公式問題集を揃えました。

価格が気になる方は、メルカリやブックオフなどで中古を探すのもおすすめです。

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リスニングを最優先で鍛える

ヘッドフォンの画像

TOEICでは、リーディングよりリスニングのほうが点数を伸ばしやすいです。
日本人が苦手としがちな分野だからこそ、練習量で差がつきます。

特にリスニングパートの音声は、登場する声優(話者)が限られており、最新の公式問題集でその多くを耳に慣らすことができます。
イギリス・カナダ・アメリカ・オーストラリア各国の発音の特徴をつかむことで、聞き取り力が格段に上がります。

ぜひ1日2時間を目安にリスニング練習を続けてみてください。
本気で取り組めば、数週間で“耳の変化”を実感できるはずです。

単語帳は「例文で覚える」

単語を単体で覚えるよりも、例文ごと覚えるのが効率的です。
おすすめは「キクタン」シリーズ。単語と一緒に使われる文の流れを理解できる構成になっています。

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また、覚えにくい単語は「ポジティブ/ネガティブ」など感情イメージで覚えると記憶に残りやすいです。
日常で目につく場所にポストイットで貼るなど、アナログな方法も意外と効果的です。

実力に合った勉強をする

現時点で500点以下の方が、900点向けの単語帳を使っても効果は出にくいです。
自分のレベルに合わせて、基礎を固めましょう。

中学英語が不安な方は中学英語、高校英文法に自信がない方は、以下のような分かりやすい教材から始めるのがおすすめです。

高校英文法をひとつひとつわかりやすく(Gakken)

また、YouTubeなら「ただよび・もりてつ先生」の講義も分かりやすく、文法の基礎固めにぴったりです。
🔗 文法学習におすすめ動画はこちら

🟤得点アップのための実践テクニック

問題の取捨選択と時間配分

TOEICは、すべての問題が同じ配点。


難問に時間をかけるより、確実に解ける問題をどんどんマークするほうが効率的です。

正答率を上げる復習法

ノートに書き込みをする画像

採点して終わり、ではなく「なぜ間違えたか」「なぜ正解だったか」を必ず確認しましょう。
正解した問題も根拠を説明できるか確認することで、理解が深まります。

私は25歳時点でTOEIC800点取っていたため、文法を分かった気になっていたし、長文も読めている気になっていましたが、900オーバーした今、改めて振り返ると、分かっているつもり・読めているつもりは、全然分かっていないし、読めていませんでした。

文法問題は、根拠を持って解答を説明できるくらいじゃないとダメです。

公式問題集を解いたあと、採点だけして、終わりにしていませんか。

間違えた問題は、答えを覚えて、復習完了となっていませんか?

正解した問題は、放置していませんか?

間違えた問題は解き方を復習して理解しましょう。

正解した問題もどうしてこの解答になるのか、自信を持って説明できないなら、解説を読んで、解き方を学ぶべきなんです。

ここまでしないと高得点は取れません。

時間配分を決めておく。

デジタル時計の写真

リーディングは時間配分がものすごく大事です。

TOEICあるある:文法問題に時間がかかってしまって、長文問題が解きおわらない

この時間が足りないを極力少なくするため、あらかじめ各パートの時間配分を決めておくのが大事です。

リーディング75分のうちの目安は以下の通りです。

  • Part5(文法問題):10分
  • Part6(穴埋め):12分
  • Part7(長文読解):53分

制限時間を意識して、本番と同じ時間帯に公式問題集を解くシミュレーションを行うのがおすすめです。

私自信、一つの問題を時間をかけて考えてしまうタイプなので、文法問題を10分で解くのは絶対無理と思っていたけれど、パッとみて分からない問題はサッと適当にマークしてしまって、次に進めるを意識して、なんとか10分で解く練習をしました。

どうしても時間配分がうまくできない方は、自分で決めた時間配分で公式問題集を解くシミュレーションをするのがおすすめです。

私はTOEIC受験前週の週末に、リーディング試験開始時刻と同時刻から公式問題集を解きはじめ、時間感覚を頭に覚えさせる感じでシミュレーションしていました。

あ、今⚪︎時△分だから、もうPart6に進んでいないとマズい。と定期的に時計を見て、解答スピードを上げる練習をするのです。

マークシート用ペンで時短する

マークシート用のペンシルがあるのをご存知でしょうか。

小さな工夫ですが、マークシート専用ペンを使うと塗りつぶしが格段に速くなります。
TOEIC高得点者の多くが実践している、知る人ぞ知る時短テクです。

マークシート用ペンをチェックする(Amazon)

使ってみたら、普通のシャーペンと塗りつぶすスピードが全然違ってマークが塗りやすくて、驚きました。

マークシート専用ペンシルとノート

🌿まとめ

TOEICスコアを確実に上げるには、公式問題集の徹底活用×時間配分×リスニング強化が鍵です。
最短で成果を出すには、集中して取り組む時期を決めて一気に学習するのがおすすめ。

問題傾向をつかみ、例文で単語を覚え、時間配分を体に染み込ませる。
その積み重ねが、確実なスコアアップにつながります。

この記事を書いた人
舞妃(maiki)

東京で働く会社員。留学なしでTOEIC955点を達成(2023年)。都内のカフェ巡りが趣味。タイパ重視のキャッシュレス派。シンプルで良質なものが好き。

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