こんにちは、舞妃です。
最初から完璧な部屋を選べる人なんて、ほとんどいません。
私もこれまで6回引っ越しをしてきましたが、住むたびに「次はもっとこうしよう」と学びがありました。
駅近の便利さ、防犯の安心感、家賃とのバランス…。
実際に暮らしてみて初めて、「自分にとっての快適さ」が見えてくるもの。
この記事では、私がこれまでの一人暮らしで試行錯誤して見つけた
“ちょうどいい部屋の選び方”を紹介します。
🚃駅から10分くらいがベストな理由
駅近ほど家賃は高くなります。
「少し遠くても自転車で通えばいいかな」と思った時期もありましたが、
実際は駐輪場代がかかるし、少しの停車で撤去されて費用を払うこともありました。
私は物を所有するのがあまり好きではないので、
できるだけ「歩いてどこでも行ける」立地が快適だと感じています。
徒歩10分くらいが、コスパと便利さのバランスがちょうどいい距離です。
🔑防犯面は最優先。3階以上が安心
2階に住んだとき、外の声がすぐ近くに聞こえて落ち着きませんでした。
「頑張れば登ってこられそう…」という不安もあり、
それ以来、3階以上+オートロック付きをマスト条件にしています。
防犯面に投資することは、安心して暮らすための基本。
どんなに家賃が安くても、安心感がない部屋にはもう戻れません。
🛏️広さよりも利便性と安心感を優先
広めの1DKに住んでいた時期もありますが、築40年でオートロックなし。
夜に帰宅するときの不安が大きく、
「多少狭くても、セキュリティがしっかりしているほうが落ち着く」と実感しました。
結局のところ、“安心して眠れるか”が一番大事です。
🚶治安と「街の空気感」は実際に歩いて確認
初めて東京に住んだときは、どの街が安全なのかまったくわかりませんでした。
ネットの情報だけで決めるのは危険です。
下見のときは必ず夕方や夜にも歩いて、
「薄暗い道がないか」「人通りはあるか」をチェックするようにしています。
さらに、住んでいる人や不動産の担当者に聞くと、
ネットには出てこない“リアルな雰囲気”を教えてもらえることもあります。
会社の同僚におすすめの街を聞き込みするのが一番信頼できるかもです。
🪞独立洗面台をあきらめた理由
部屋探しのとき、「独立洗面台は絶対ほしい」と思っていました。
でも、立地・治安・家賃のバランスを考えると、
洗面台よりも暮らし全体の安心感のほうが大事だと気づきました。
実際に暮らしてみると、独立洗面台なしでもすぐ慣れます。工夫はいくらでもできます。
☀️部屋の向きは西向き以外ならOK
最初の部屋は南向きで、洗濯物がよく乾いて快適でした。
でも、西向きの部屋は夏の西日が本当に暑くて無理でした。
北向きでも、建物の配置や住む階によっては意外と明るい部屋もあります。
個人的には東向きの部屋が、朝日が入ってとても気持ちいいと思いました。
「方角よりも、実際にどんな光が入るか」を現地で確認するのが一番です。
🍅スーパーが近いと生活の質が上がる
ネットスーパーが普及していても、
「ちょっと買いたい」ときにスーパーに行けるのは大事だなと考えています。
自炊が結構好きなので、季節や気分に合わせて、サッと作りたいときがあるんです。
**「スーパーまで徒歩10分以内」**は、次の引っ越しでも絶対外せない条件です。
🏙️分譲賃貸マンションは静かで安心
分譲賃貸マンションに住んでみて、
防音性と住民マナーの良さに感動しました。
RC造(鉄筋コンクリート)は音が響きにくく、
外の生活音も気になりません。
夜でも落ち着いて過ごせる環境は、想像以上にストレスが減ります。
😎コンクリート打ちっぱなしの家はおしゃれだけど寒かった
一度だけ、憧れていたコンクリート打ちっぱなしの部屋に住んだことがあります。
見た目は最高におしゃれだったのですが、
**冬はとにかく寒い。**断熱性が低く、冷暖房効率も悪かったです。
さらに、壁がコンクリートなので画鋲やフックが使えず、インテリアの自由度が低いというデメリットもありました。
「デザイン性と住みやすさは別」と実感した経験でした。
🕐通勤30分以内でストレスを減らす
通勤時間が短いだけで、生活リズムがまったく変わります。
大阪市内で働いていたとき、会社から徒歩10分の部屋に住んでいましたが、
それが本当に快適でした。(都内だと難しいかもですが。。。)
朝もゆっくり準備できて、帰りはすぐに家に帰ってご飯と睡眠ができる。
心にも体にも余裕が生まれました。
「住む場所=日々の余白をつくる場所」だと感じます。
💰家賃は“無理せず払える範囲”がベスト
家賃を抑えることは我慢ではなく、
「お金の使い方に自由が生まれる」ということ。
引っ越しを重ねるうちに、
「払ってもストレスがない金額」が自分なりにわかってきました。
住まいも服と同じで、ライフステージに合わせて更新していけばOKです。
🌿まとめ|理想よりも自分にとっての快適さを見つける
一人暮らしを6回経験して感じたのは、
「理想の部屋」よりも「自分が穏やかに暮らせる部屋」を選ぶことが大事だということ。
どんな条件が自分にとって大切かは、
実際に暮らしてみないとわからないものです。
失敗も経験のうち。引っ越すたびに、
“自分の快適さの基準”が少しずつ見えてきます。
これから部屋探しをする方は、
ぜひ「心地よく暮らせる条件」を自分の軸にして選んでみてください。

