加湿器に種類があるの知ってる?加熱式・気化式・超音波式・ハイブリッド式の違い

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こんにちは、舞妃です。

みなさんは加湿器を選ぶとき、種類を意識していますか?

これまで私は加湿器を選ぶとき、「見た目が可愛い」「デザインが好き」だけで選んでいました。
でも、以前使っていた超音波式加湿器から異音が出始め、水垢も気になるようになったんです。

そこで買い替えを考え始め、「加湿器には種類があって、それぞれ特徴が全然違う」ことを知りました。

超音波式の利便性に甘えていたけれど、調べてみると雑菌のリスクが結構大きい。


それを機に加熱式・気化式・ハイブリッド式など、4タイプの加湿方式を深掘りして、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことにしました。

この記事では、加湿器の4つの主要タイプと、それぞれのメリット・デメリット、私が最終的に選んだ理由をわかりやすく解説します。


🟡加湿器の4タイプ:基本の仕組みを知る

加湿器には主に以下の4つの加湿方式があります。


(参考:パナソニック「加湿器の種類は4タイプ」)

・超音波式

・加熱式(スチーム式)

・気化式

・ハイブリッド式

エレコムの記事でも非常に似た分類がされており、それぞれ長所・短所が明確です。 )

以下、それぞれの方式について詳しく見ていきます。


🟡超音波式:静かでデザイン性が高いが衛生リスクに注意

仕組み

超音波式は、水に超音波の振動を当てて微細な水粒子(霧)を生成し、それをファンで空中に送り出して加湿します。

メリット

  • ヒーターがないため本体が熱くならず安全
  • デザインが豊富でおしゃれなモデルが多い
  • 消費電力が低めで電気代が抑えられる

デメリット

  • タンク内やトレイに菌が繁殖しやすく、手入れを怠ると雑菌を空気中に放出する可能性がある
  • 水の粒子が大きいため壁や家具が濡れやすい
  • ミネラル分が多い水を使うと白いカルキが残ることも

私の体験

以前使っていた超音波式は本当に静かでデザインも好みでした。しかし、水垢や異音、そして衛生面のリスクを知り「これ以上放置はできない」と買い替えを決意しました。


🟡加熱式(スチーム式):衛生面良し&高加湿だが電気代がネック

仕組み

タンクの水をヒーターで加熱し、沸騰させて出る蒸気をファンなどで部屋に送り出す方式。やかんでお湯を沸かすイメージです。

メリット

  • 水を沸騰させて使うので、菌が繁殖しにくく非常に衛生的
  • 湿度を素早く上げる能力が高い
  • 部屋が温まる効果もある

デメリット

  • ヒーターを使うため電力消費が高い
  • 蒸気の吹き出し口が熱くなるため、子どもやペットがいると注意が必要
  • 結露やカルキが付きやすい箇所がある

🟡気化式:省エネで安全性が高い

仕組み

水を含んだフィルターにファンで風を当て、その水を気化させて蒸気を出す方式。

メリット

  • ヒーター不要なので電気代が非常に少ない
  • 水の粒子が細かいため、雑菌が空中に飛びにくい
  • 熱くならないので、小さな子どもやペットのいる家庭でも比較的安心

デメリット

  • 加湿にはファンを使うため音が気になる場合がある
  • フィルターの定期的なメンテナンスが必要
  • 加湿スピードはスチーム式などに比べてゆるやか

🟡ハイブリッド式:それぞれの強みを掛け合わせた万能型

種類

  • 加熱+気化(温風をフィルターに当てて気化)
  • 超音波+加熱(お湯を粒子にして霧状に噴出)

メリット

  • 加熱+気化:衛生性を保ちながら効率よく加湿
  • 超音波+加熱:超音波の静かさ+加熱の清潔さを両立
  • 広い部屋にも対応しやすい

デメリット

  • ヒーター付きの場合、消費電力が高め
  • 本体価格が高くなりがち
  • メンテナンスの複雑さ(両方の方式の手入れが必要になるモデルも)

🟡私が“加熱式”を選んだ理由

  • 衛生リスクの回避:雑菌が苦手なので、タンク内で水を加熱できるスチーム式に魅力を感じました。
  • 安全性:子どもやペットがいないため、熱さの問題は許容できる範囲。
  • 信頼のメーカー:ちきりんさんが紹介していたアイリスオーヤマの加熱式モデルが手頃価格で清潔性も高かった。
  • 稼働効率:寝室などでも素早く湿度を上げられ、快適性が高い。

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参考リンク:「ちきりんセレクト」加湿器レビューの記事


🟡選ぶときのポイント

  1. 衛生面を重視 → 加熱式・ハイブリッド式を検討
  2. 電気代を抑えたい → 気化式・超音波式が有力
  3. 音が気になるか → 静かな超音波式、またはファン音を確認
  4. 設置場所 → 子どもやペットがいるなら温度面・安全性も考慮
  5. メンテナンス性 →フィルターの交換やタンク掃除をどれくらい頻繁にできるか

🟡参考リンク


🌿まとめ:ライフスタイルに合った加湿器を選ぼう

加湿器はただ「ミストを出す家電」ではなく、加湿方式ごとに特性が大きく異なるものです。
雑菌リスク、電気代、音、加湿スピードなど、自分の生活スタイルと優先したいポイントを踏まえて選ぶことが大切。

私が選んだ 加熱式(スチーム式) は、衛生面と加湿能力の両方を満たしてくれるタイプ。
でも、それが最適とは限らず、人によってベストな選択は異なります。

ぜひ、この記事を参考にして、後悔しない加湿器選びをしてみてください。
健やかで潤った冬の暮らしを。

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